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永嶋サトシの迷子にならないPhotoshop

alainprost.exblog.jp

Photoshopの機能を分かりやすく解説します。

画像の一部を指定寸法にする(パスポートの顔のサイズなど)

しばらく、音無でご迷惑をおかけしました。
実は、新ネタを仕入れました。既に知っている方には、
何を今更と笑われそうですが、ちょっと目から鱗の
Tipsなので、おつきあいください。

それでは始めましょう!
d0169899_22474850.jpg

この写真を仮にパスポートの利用するとしましょう。
右側の情報パレトを見ると顔の天地の寸法が56.3mmになっています。
この顔の天地を35mmにしたいとするとどうすればいいでしょうか?

最初のステップは背景画像をレイヤーにすることです。

d0169899_22533432.jpg

ショートカットではレイヤーパレットの「背景」をダブルクリックですが、
メニューでたどると上の画像のようにメニューバーの「レイヤー」ー「新規」
ー「背景からレイヤーへ」でフローティングレイヤーになります。

次に、切り抜きツールを選び、ツールオプションバーを見てみましょう。
d0169899_22585052.jpg

上のようにサイズ指定のボックスが現れますので、幅25mm,高さ35mm
を入力します。(解像度は任意に入力します)入力しないと後述のようになります。

この状態で、画像の顔の部分をトリミングしてみます。
d0169899_2321721.jpg

上のように指定寸法にしたい部分をクロッピングします。
ただし、まだOKはしないことが重要です。
そこのあなた、あせってリターンキーを押してはだめですよ!

次の操作こそが今回のメインです。じつは私も今日知りました(汗

d0169899_2355398.jpg

ツールオプションバーの「切り抜き範囲」に2つのラジオボタンがあるのです。
勿論、デフォルトは「削除」になっていますが、ここを「隠す」に変更します。

このアクションで、皆さんのご想像通り、顔の部分が25mm x 35mmにトリミングされます。
d0169899_23113771.jpg

これから解説する方法を知らなければ、この状態であきらめる(つまりは意味をなさない)
一生懸命に電卓をはじいて、全体の寸法か改造度をかけ算で求めて値を入力したりしていました。

この後の操作に、先ほどのラジオボタンの変更が役に立つのです。
d0169899_23152521.jpg

メニューバーの「イメージ」を下にたどると「すべての領域を表示」がありますので
それを選びます。

これで、元の画像のすべてが復帰します。

d0169899_231866.jpg

しかも、ちゃんと顔の天地の寸法が、希望する35mmになっていることがわかります。
今回の例で言うと、顔の天地寸法が300ppiに指定されています。


また、上でもったいぶった所ですが、切り抜きツールのボックスの「解像度」を
空欄にしておくと、画像の再サンプリングが行われずに、解像度を勝手に変更して
寸法のディスタンスを希望する数値に変えてくれるという優れたTipsになります。


工程が少し複雑になりますが、効率よく「アクション」に登録しておくと
パスポートなどを数多く作業されているような方には便利であると思います。



あるいは、海を越えて、カリフォルニアの技術開発の方々が、もっと
シンプルにこの作業を出来るようにしてくれるかもしれませんね!
みなさんで、コメント欄をにぎやかにしていただけると海を渡る日も近くくなりそうです
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by Alain_PROST | 2010-06-18 23:28 | Photoshop上級編